藤ヶ谷くんと最接近した時私はただのゴリラと化した

キスマイのコンサートに行きたくてたまらない皆さんこんにちは。

このコロナ禍でコンサートに行きたくても開催されないので行かれない日々。

最後に開催されたのは

Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!」

ゴールデンウィーク最終日に東京ドームからスタートしたこのコンサート。

遠い昔のように感じます。

 

そして、私は現在コンサートが開催されず生きる活力を失いかけていますが、あの日の記憶だけで生きているのです。

 

私はこのツアーでは、東京ドームとメットライフドームと当選していた。

東京ドーム公演を終え、メットライフ公演の日。

なんと初めてとっても良い席が当たった。

母と2人で大興奮の中、本編スタート。

東京ドーム公演でもう3回見ていたので、どこで藤ヶ谷くんがどこら辺に出てくるかなどは把握していた。

双眼鏡を片手に藤ヶ谷くんを追いながらも、近くに来ているメンバーの色にペンラを変えて、藤ヶ谷くんが近くに来たら双眼鏡を外し裸眼で見る。

仕事よりも忙しい業務量を捌きつつ楽しんでいた。

 

そしてついにあの時がやって来た。

 

セットリスト19曲目。

 

#1GIRL

 

北山くん、玉森くん、藤ヶ谷くんの3人がどこか客席まで降りて歌う演出。

 

この日もどこかに3人が舞い降りて、会場は湧くんだろーなーと他人事のように思ってた。

 

暗転している中ワクワクしていた。

なんなら少し座ってた。

呑気にしていた。

 

周りがザワザワしだした。

ん?何ざわついてるの?

と思って周りを見た瞬間、私の目はある一点から離せなくなった。

 

そう。

 

白いシャツを着た天使が、歩いてこちらに近寄って来ているのだ。

 

暗転している中なのに光り輝くその人は、紛れもなく藤ヶ谷太輔本人だった。

 

そして次の瞬間、彼は私のほぼ目の前で止まった。

 

と、同時に私の心臓も止まりかけた。

 

私はとにかく心臓に

「落ち着け!今は止まるな!今は最後の力を振り絞るんだ!」と言い聞かせた。

そして目には

「とにかく瞬きをするな!」

とお願いした。

 

彼は私のほぼ目の前で

#1GIRLの一節を歌う準備を初めた。

 

私はその時自分でも信じられないくらい、聞いた事のないこの世の物とは思えないほどの気持ち悪い声を出していた。

彼の歌を聞きたいので、声は抑えたい。

でも彼を目の前にして歓声が出ないわけがない。

そして出た声が、この世の物とは思えないほどの気持ち悪い声だった。

 

そして彼は私のほぼ目の前で歌いあげた。

私は何故か鼻の穴が開いていた。

今から思うと彼の周りの空気を吸いたいという本能が働いたのかな?と思う。

鼻の穴を全力で開きながら、この世の物とは思えない気持ち悪い声を出している。

 

ただのゴリラやん。

 

この世の奇跡である藤ヶ谷太輔をほぼ目の前で見た時、私はただのゴリラと化した。

 

しかし、彼はほぼ陶器のようにツルツルなお肌で髪の毛はシルク、流れる汗はダイヤモンドの輝き。

それなのにただのゴリラと化した私に最後ニコっと微笑んでくれたのだ。

 

いや、お前に微笑んでないよ?と思われるかもしれないが、あれは絶対私に微笑んだ。

 

藤ヶ谷くんからすると、ゴリラでも人間界で頑張っているんだなと思ったのかもしれない。

それはそれで優し過ぎて泣ける。

 

この日の事を思い出すと今でも自然とゴリラになってしまう。

今もこのブログを書きながら、何故か鼻の穴を全力で開きながら息が荒くなる。

 

それくらいあの日の記憶は鮮明に覚えているし、興奮冷めない事柄だった。

 

これから先あんな経験は二度とないと思う。

しかしどんなに冷静な人間でも、この世の美しいを全てを合わせても勝てないくらいの美しさを持った藤ヶ谷太輔を目の前にしたら、誰しもがゴリラになると思う。

 

藤ヶ谷太輔はやっぱりすごい。